任意売却と個人再生の違い

任意売却と個人再生の違い

住宅ローンの支払いが困難になった場合には、任意売却という対象の住宅を売却して債務に充当する方法があります。また、条件次第で住宅を売却することなく個人再生をするという方法もあります。任意売却は、競売よりは有利だということで選ぶ人もいますが、結果的に自分達が長年住んできた住宅は他人の手に渡ることになります。債権者の合意は必要になりますが、通常の不動産売買と同じように進めることが出来ますから売却条件に自分の意思を反映させることが出来るのです。残債が残りますが、引っ越し費用などの経費を売却額の中から差し引いたりできます。残債は残りますが、分割売却できるメリットがあるのです。
個人再生であれば、住宅を手放すことなく様々な問題を解決することができます。すべての人ができるわけではなく、毎月の収入が安定的に確保できることが条件です。債務が原則５分の１に減額されるため支払い安くなるメリットがあり、返済条件も有利になる場合が多くなります。

任意売却を取り扱っている業者へ相談しましょう

新型コロナウィルスの感染拡大に伴って収入が減り、住宅ローンの返済が困難となってしまっている人も少なくないと考えられます。これまでに経験したことのない緊急事態ということもあり、政府からの給付金などの政策が実行されつつありますが、仕事がなくなったり大幅に収入が減少したりと危機的な状況に直面している方にとっては切実な問題とも言えます。このような事態を乗り切るためには、大きな負担となっている住宅ローンを思い切って任意売却で解決するという方法もあります。
専門の取扱業者に任意売却についての相談を行うことで、より適切な解決方法の道筋が見えてくるものと言えるでしょう。今は世界的に見ても困難に直面している人が急増していますので、決して一人で悩まないことが大切です。困ったときには必ず手を差し伸べてくれる業者が見つかりますので、任意売却という選択肢を検討してみることをお勧めします。この状況を乗り越えて、再び安定した生活を取り戻せる日を明るい気持ちで待ちましょう。